【UEFAスーパーカップ】新加入アドリアンがPK戦でビッグセーブ! リバプールが14年4度目の大会制覇!

UEFAスーパーカップが現地時間14日に開催され、リバプールとチェルシーによるイングランド勢対決が実現した。

欧州各リーグの始まりを告げるUEFAスーパーカップ。大会初の女性レフェリーやVARなどレギュレーションが改定されたビッグマッチで、優位に立ったのはチェルシーだった。大敗した直近のマンチェスター・ユナイテッド戦から複数の選手を入れ替えリバプールとの試合に臨んだチェルシーは、クリスティアン・プリシッチやペドロ・ロドリゲスといった両ウィンガーの働きでチャンスを創出。すると36分、プリシッチのスルーパスに抜け出したオリビエ・ジルーが左足を押し込み、貴重な先制点を奪取する。

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追いかける立場となったリバプールは、後半開始と共にロベルト・フィルミーノを投入すると、一気に試合の流れを引き寄せる。48分にファビーニョの浮き球のパスにフィルミーノが反応し、サディオ・マネにラストパスを供給。GKに当たりながら左足でネットを揺らし、リバプールが同点に追いつく。その後、90分で決着が着かなかった激戦は延長戦に突入。95分にマネが逆転ゴールを挙げ、リバプールが勝利に近付いたかに見えたが、6分後にジョルジーニョが意地のPK弾でスコアをタイに戻し、決着はPK戦に委ねられた。

イスタンブールのボーダフォン・パークに訪れたサポーターが固唾を飲んで見守るなか、先行リバプールは5人目のモハメド・サラーまで全員が成功。すると、チェルシー5人目タミー・アブラハムのシュートをGKアドリアンが右足一本でセーブし勝負あり。PKスコア5-4でリバプールがスーパーカップを制した。

PK戦の末リバプールがスーパーカップを制す

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