マリナーズ・菊池 96球で2安打完封勝利 今季5勝目

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【マリナーズ7-0ブルージェイズ】@ロジャース・センター

マリナーズの菊池雄星がわずか96球でブルージェイズ打線を2安打に抑え、メジャー初完封を記録するとともに、今季5勝目(8敗)をマークした。過去14先発で1勝7敗、防御率7.50とメジャーの壁にぶつかっていた菊池だが、投手コーチやチームメイトからのアドバイスを受けて自身のピッチングを修正し、ようやくチームの期待に応えるピッチングを披露。日本では通算15度の完投を記録したが、100球未満の完投は1度もなく、日米通じて自身最高のピッチングと言っても過言ではない、素晴らしいパフォーマンスだった。打線もスタメン9人のうち、ドミンゴ・サンタナを除く8人がヒットを放ち、11安打7得点で菊池を援護。ブルージェイズ先発のウィルマー・フォントは、2回3安打1失点で今季3敗目(3勝)を喫した。

2回表にカイル・シーガーの16号ソロで先制したマリナーズは、4回表にオースティン・ノラの6号ソロとトム・マーフィーの13号2ランで3点を追加。7回表にはキーオン・ブロクストンが6号ソロを放ち、9回表にもディラン・ムーアのタイムリー二塁打とティム・ロープスのタイムリーで2点を追加した。初回先頭からの二者連続三振を含む三者凡退の立ち上がりとなった菊池は、2回裏も三者凡退に抑え、3回裏先頭のブランドン・ドルーリーに二塁打を浴びたものの、後続を抑えて無失点。4回裏は一死からランドール・グリチックにヒットを許し、5回裏は先頭のラウディ・テレズに四球を与えたが、いずれも無失点に抑え、6回以降は打者12人をパーフェクトに封じてメジャー初完封を達成した。「過去の何試合かは考えすぎていた」と菊池。スコット・サービス監督は「彼には今日みたいなピッチングをする能力があるんだよ」と菊池の好投について嬉しそうに話していた。