メクル第393号 オーストラリア・マッカイの地元学生らと交流 松浦の中高生、帰国報告「文化の違い学べた」

なぎなたの演技やダンスを披露した松浦市青少年親善使節団=オーストラリア・マッカイ市

 7月31日から8月10日までオーストラリア・マッカイ市を訪(おとず)れた松浦(まつうら)市青少年親善(しんぜん)使節団(だん)の帰国報告(ほうこく)会が17日夜、松浦市志佐(しさ)町の市役所市民ホールであり、参加した中学、高校生13人が現地(げんち)での交流活動を振(ふ)り返りました。

 松浦市にある火力発電所の燃料(ねんりょう)となる石炭の積み出し港がマッカイ市の近くにある縁(えん)で、両市は1989年に姉妹都市関係になりました。今年で30周年。中学、高校生ら青少年親善使節団が毎年、相互(そうご)交流を続けています。

 26回目となる今回の使節団は中学生9人、高校生4人。ホームステイをしながら地元の小学校や高校を訪問(ほうもん)し、同年代の学生たちと交流しました。現地の歓迎(かんげい)式では、松浦市で盛(さか)んななぎなたの演技(えんぎ)を披露(ひろう)したそうです。

 参加した生徒たちは「もっと英語を勉強したいと思いました」「日本との生活習慣(しゅうかん)や文化の違(ちが)いを学べました」などと感想を交えて活動を報告(ほうこく)しました。

 男子でただ一人参加した同市立志佐中2年、大浦悠河(おおうらゆうが)さん(14)は「いろんなことが体験できました。ホストファミリーと一緒(いっしょ)に行ったグレートバリアリーフがきれいでした」と話しました。

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