メッツ ディアスが同点被弾も押し出しでサヨナラ勝ち

【フィリーズ4-5xメッツ】@シティ・フィールド

ともにワイルドカードでのポストシーズン進出を目指しているナ・リーグ東部地区3位のフィリーズと同4位のメッツによる直接対決3連戦の初戦は、終盤に点を奪い合う展開となったが、新人スラッガー、ピート・アロンゾの活躍もあってメッツが5対4でサヨナラ勝ちを収めた。メッツのクローザー、エドウィン・ディアスは2点リードの9回表に5番手として登板し、J.T.リアルミュートに同点の23号2ランを浴びて今季7度目のセーブ失敗を喫したものの、打線に救われて今季2勝目(7敗)をマーク。一方、敗れたフィリーズは、サヨナラ押し出し四球に繋がる走者を出した6番手のマイク・モリンが今季2敗目(1勝)を喫した。

フィリーズがザック・エフリン、メッツがスティーブン・マッツの先発で始まった一戦は、3回裏にジェフ・マクニールのタイムリーでメッツが先制し、続く4回裏にマイケル・コンフォートの29号ソロで2点目。しかし、フィリーズは5回表にリアルミュートのタイムリー二塁打で1点を返し、続く6回表にはマイケル・フランコのタイムリーで同点に追い付いた。試合はそのまま終盤に突入し、8回裏にチャンスを迎えたメッツがアロンゾとウィルソン・ラモスのタイムリーで2点を勝ち越し。9回表にフィリーズがリアルミュートの23号2ランで4対4の同点に追い付いたが、その裏、メッツは二死からの連打と死球で満塁のチャンスを作り、前の打席で勝ち越し打を放ったアロンゾが冷静に四球を選んでサヨナラ勝ちとなった。

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