松下信治がユベールに捧げるシーズン2勝目でランキング6位浮上/【順位結果】FIA-F2第10戦イタリア レース1

 現地時間9月7日、2019年FIA-F2第10戦イタリアのレース1が開催され、日本の松下信治(カーリン)が優勝し、第6戦オーストリアレース1以来今シーズン2勝目をあげた。佐藤万璃音(カンポス)12位だった。

 2位にはルカ・ギオット(ユニヴィルトゥオーシ)、3位にはニック・デ・フリース(ART)が入った。

 レース後のインタビューで松下は「いいスタートを切れたと思います。マシンの状態はとてもよかった、リヤタイヤをコントロール下に置きながらセーブして走りました。先週は、忘れられない週末になったけれど、今週はチームにとって素晴らしい週末になったと思います」とコメント。

 そして松下は表彰台に、前戦ベルギーで急逝したアントワーヌ・ユベールの帽子を被って登場。多くの日本人関係者とともに君が代を聞き入った。

 また松下はこの優勝でチャンピオンシップポイントが110ポイントとなりランキング6位に浮上。今シーズンの残り5レースでどこまで上位に食い込めるのか注目が集まる。

 第10戦イタリアレース1終了時点のポイントランキングトップはデ・フリースが215ポイント、2番手に166ポイントのニコラス・ラティフィ(ダムス)、3番手は155ポイントでギオットがつけている。

 レース2は日本時間9月8日(日)17:50から行われる。

ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターも松下信治(カーリン)の祝福に駆けつけた
松下信治(カーリン)は今シーズン2勝目を上げた
佐藤万璃音(カンポス)

■FIA-F2第10戦イタリア 決勝レース1 リザルト

Pos. No. Driver Team Time/Gap Start Pos.

1 2 松下信治 カーリン 30Laps 5

2 8 L.ギオット ユニ ヴィルトゥオーシ 5.752 13

3 4 N.デ・フリース ART 9.207 17

4 11 C.アイロット ザウバー・ジュニアチーム 17.213 1

5 5 S.セッテ・カマラ ダムス 20.487 4

6 16 J.キング MPモータースポーツ 24.810 7

7 20 G.アレジ トライデント 32.335 11

8 15 J,エイトケン カンポス 33.059 12

9 10 S.ゲラエル プレマ・レーシング 38.890 10

10 17 M.ラフーナサン MPモータースポーツ 1’12.785 15

11 3 N.マゼピン ART 1Lap 3

12 14 佐藤万璃音 カンポス 1Lap 14

13 6 N.ラティフィ ダムス 1Lap 6

— 9 M.シューマッハー プレマ・レーシング DNF 8

— 7 Z.グアンユー ユニ ヴィルトゥオーシ DNF 2

— 18 T.カルデロン BWTアーデン DNF 16

— 1 L.デルトラズ カーリン DNF 9

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