【U-18W杯】日本、惜敗から一夜明け永田監督 「プレッシャーを緩和できなかったのは私の責任」

侍ジャパンU-18を率いた永田監督【写真:荒川祐史】

7日のオーストラリア戦に敗れ5位に終わった野球日本代表「侍ジャパン」高校代表

 韓国・機張(きじゃん)で開催されている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)で5位に終わった野球日本代表「侍ジャパン」高校代表が8日、宿舎で取材に応じた。永田裕治監督は「プレッシャーを緩和できなかったのは私の責任。悔しいの一言です」と振り返った。

 1次ラウンドのグループBでは強豪・アメリカに勝利するなど3勝1敗の成績を残したが、スーパーラウンドでは初戦のカナダを破ったが韓国、オーストラリアに連敗し決勝進出を逃した。一夜明けて指揮官は「1試合1試合が必死だった。選手たちも疲労感があり頂点を取るのは難しかった。爆発してくれたところもあったし、勝たないといけない重圧を緩和できなかった。それを監督ができなかった。悔しいの一言です」と反省を口にした。

 各国の戦力については「(昔と)チームカラーは変わっていないが、レベル的にはあがっている」と分析していた。日の丸を背負い戦い抜いた20人に「選手たちは本当に頑張ってくれた」と労っていた。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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