ローマ法王 11月24日に長崎入り 長崎県では歓迎と期待の声 

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 ローマ法王フランシスコの来日が正式発表された13日、長崎県からは歓迎と期待の声が上がった。関係者によると、法王は11月24日に長崎市入り。爆心地公園と日本二十六聖人殉教地を訪ね、県営ビッグNスタジアムで大規模ミサを開催後、広島へ移動する方向で調整している。
 中村法道知事は「県民と共に心から歓迎したい」と喜んだ。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」についても、法王には「できれば歴史に触れていただきたい」。
 被爆後の長崎で撮影したとされる「焼き場に立つ少年」の写真に関心を寄せる法王は、長崎から世界へ核兵器廃絶を訴える見通しだ。田上富久長崎市長は「『長崎を最後の被爆地に』との願いを込めた未来へ続くメッセージを発信していただきたい」と期待した。
 「数ある国々の中でキリスト信者が極めて少ない日本に来てくださる」。カトリック長崎大司教区の高見三明大司教はこう感謝し、平和のために「私たちも具体的な行動を取らないといけない」と決意を示した。