鷹バンデンハークが1軍投手練習に合流 ノーヒッター右腕に敬意「センガサマ」

ソフトバンクのリック・バンデンハーク【写真:藤浦一都】

6月4日の中日戦後に右肘の張りを訴えて離脱していた

 ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手が17日、ヤフオクドームでの先発投手練習に合流した。

 6月4日の中日戦で腰痛からの復活星を挙げながら、直後に右肘の張りを訴えて再び登録抹消となっていたバンデンハーク。およそ3ヵ月ぶりの復活登板を目指して、1軍の投手練習に合流した。

 コンディションについては「問題ないよ」とし、「今はしっかり調整できている。自分が投げる試合ではチームが勝てるチャンスを作るだけ」と語り、ブルペンでも36球を投げて、18日からの4連戦中に見込まれる復帰登板に備えた。

 練習開始前には千賀滉大らから歓迎を受けたが、そのことを問われると「センガサマ」と日本語で“様づけ”。「もう“センガサマ”と呼ばないとね。ノーヒットノーランも素晴らしかったけど、1年を通して凄いピッチングをしているからね」とエースに敬意を表した。

 この日は練習に参加した先発陣だけとの再会となったが、18日のチームメートとの再会も楽しみにしている。「とにかく自分にとってはこれからだよ」。シーズンも大詰めとなったが、残り少ない試合の中でチームのために力投することを誓った。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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