手荒れに悩むCA(客室乗務員)の知恵!今日からできる手荒れ改善術

乾燥する機内で手荒れに悩むCAの手荒れ改善策

秋が深まり乾燥がさらに気になる季節です。

指先や手の甲が、ゴワゴワがさがさしていませんか?

私はCAになってからずっと手荒れに悩んできました。

乾燥する機内で水を扱うお仕事なので手荒れがひどくなってしまい、ひどいときは全ての指にささくれができ、なにもしなくても手が痛く、腫れ上がってしまうほど……。

そこで様々なハンドクリームを試し、様々なハンドケアをしました。

その中から私にとって効果のあったものをお教えします。

飛行機の中だけでなく、日々の生活から実践できるものなので、ぜひ試してみてくださいね。

 

なるべく水に触れない

仕事で水を扱う方には少し難しいかもしれませんが、これを意識して覚えておくだけでも変化は見られます。

例えば、洗い物をするときは必ずゴム手袋を着用し、水に触ったらこまめにその都度拭きましょう。

 

手を洗う時のポイント

手を洗うというとハンドソープをつけて、というイメージがあるかと思いますが、油性の汚れでなければ水洗いのみで良いでしょう。

あまりハンドソープを使いすぎると手の水分をとばしてしまいます。

ハンドソープを使うときは、液体のものよりも固形せっけんが肌に優しくおすすめです。

また、乾かす時は温風乾燥機は使わず、ハンカチでやさしく拭き取りましょう。

乾燥器は便利ですが、風にあてることで必要以上に手の水分をとばしてしまう恐れもあるので、注意が必要です。

 

 

ハンドクリームはどこに置く?

家事が落ち着いたタイミング、手を洗ったあとのタイミングを見計らってこまめにハンドクリームを塗ることがとても大切です。

とはいっても、忙しいとついついハンドクリームを塗るのを忘れてしまうこともよくありますよね。

 

そんな時はハンドクリームを置く場所にひと工夫!

私は手洗い場のあるすべての部屋、すべてのかばんの中にハンドクリームを常備しておいて、すぐに塗れるようにしています。

わざわざハンドクリームを取りに行くとなると面倒で後回しにしてしまいがちですが、すぐ目の前にあれば何も考えずにすぐ塗れますよね。

機内で忙しく動き回るなかで、動線を意識して物を配置するCAならではの工夫です。

 

ハンドクリーム+オイルで完全防備 

また余裕のあるときはハンドクリームのあとにオイルを塗って蒸発しないようフタをすると、しっとり感がより長く続きます。

ついでに、ハンドクリームを塗るときはくるくると円を書くようにマッサージするように塗ると血行がよくなります。

特に指先のかたくなっているところは念入りに塗りこんであげましょう。

手の平のしわまですみずみまでしっかり塗ると、赤ちゃんのようなもちもちした感触になりますよ。

 

© シーエーメディアエージェンシー/ハニーコミュニケーションズ