2019年F1第17戦日本GPの金曜フリープラクティス1で、山本尚貴をトロロッソSTR14・ホンダに乗せるという決断をしたレッドブルグループを代表し、スクーデリア・トロロッソのチーム代表フランツ・トストがコメントした。
2018年からはトロロッソが、2019年からはレッドブルとトロロッソがホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載してF1を戦っており、ホンダとレッドブルグループとの絆が固まりつつある。そんななか、レッドブルはトロロッソの貴重なFP1の走行をホンダ傘下のドライバーで、全日本スーパーフォーミュラ選手権およびスーパーGTの2018年チャンピオンである山本に任せることを決めた。
「今年の日本グランプリのFP1で、山本選手が素晴らしい仕事をしてくれると確信しています」とトスト代表。
「彼は昨年のスーパーGTとスーパーフォーミュラでダブルタイトルを獲得した才能あるドライバーで、鈴鹿サーキットについても熟知しています。いくつかのF1のレース週末でチームに帯同し、すでにエンジニアたちともいい関係を築いていますし、シミュレーターでのドライブも経験済みですので、FP1を走る準備はできていると思っています」
「今回最も大切なことは、山本選手自身がこの世界で最も素晴らしいサーキットのひとつである鈴鹿でF1マシンの走りを楽しむことです。そして、スタンドを埋める日本のファンの皆さんにも、その姿を見て喜んでいただければと思っています」
10月11日金曜午前にF1公式セッションデビューを果たす山本は、トロロッソのレギュラードライバー、ピエール・ガスリーのマシンに乗る予定となっている。