【台風19号】被災者向け住宅 横浜市が新たに34戸

横浜市役所

 神奈川県横浜市は、台風19号の被災者を受け入れる市営住宅を拡大する。新たに市内に34戸を用意。市民だけでなく、市外在住者も対象に加える。

 市が提供するのは野庭住宅(港南区)、南台ハイツ(瀬谷区)、勝田住宅(都筑区)、十日市場ヒルタウン(緑区)、洋光台住宅(磯子区)の34戸。

 入居資格は、市内に6カ月以上住む市民、または災害救助法が適用された市外在住者。いずれも罹災(りさい)証明書が発行された、原則「半壊」以上の世帯が対象となる。

 光熱費や共益費などは各自負担だが、使用料や保証金は免除。使用期間は3カ月で、最長6カ月まで延長できるという。市建築局市営住宅課は「今後も状況に応じて可能な範囲で戸数や対象住宅を増やす」としている。

 受け付けは23日から11月22日まで(土日・祝日を除く)。問い合わせは、同課電話045(671)4420。

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