最近大きな話題となっている、迷彩(カモフラージュ)柄のユニフォーム。
カモフラージュ柄は、00年代以降のサッカーユニフォームでたびたび使われてきたデザインだ。
ここでは、そのカモフラ柄ユニフォームから印象的だった8つを選んで振り返ってみたい。
浦和レッズ(日本)
浦和レッズ/2014/Nike/ホーム
アジアチャンピオンズリーグ決勝進出を決めた浦和レッズは、2014年にカモフラ柄のユニフォームを着用した。さいたま市となる以前の旧浦和市の地形や、シンボルのハートにサポーターズナンバーの12を組み合わせた「ハート12」などを落とし込んでいる。
リーズ(イングランド)
リーズ・ユナイテッド/2016-17/Macron/ゴールキーパー
とてもサッカーのユニフォームとは思えない本格的な迷彩柄。“ウッドランドパターン”と呼ばれ、世界各国の軍隊で使われる定番のカモフラ柄だ。
ザンクト・パウリ(ドイツ)
ザンクト・パウリ/2006-07/DYF/アウェイ
2005-06シーズンにデザート(砂漠)色のカモフラ柄を採用したが、この06-07シーズンは細かな模様のフレクター迷彩柄が登場した。ブラックの迷彩柄はかなりかっこいい!
シュトゥットガルト(ドイツ)
シュトゥットガルト/2017-18/Puma/スペシャルエディション
香川真司が在籍時のドルトムントとの1試合限定で使われた、ブラックの迷彩柄ユニフォーム。レプリカは数量限定販売だったが、あっという間に完売に。当時シュトゥットガルトに所属していた浅野拓磨も、このキットを着て試合に出場している。
ディナモ・ドレスデン(ドイツ)
ディナモ・ドレスデン/2016-17/Erima/アウェイ
前身頃のボディ部分のみにカモフラ柄を施したデザイン。背面は無地だった。濃淡レッドの迷彩柄がオシャレでなかなか良い感じだ。
CSKA1948ソフィア(ブルガリア)
CSKA1948ソフィア/2017-18/Errea/アウェイ
最も度肝を抜かれた迷彩柄ユニフォームかもしれない。CSKA1948ソフィアが17-18シーズンにリリースしたアウェイキットは、まるで軍服を見ているかのよう。そもそもCSKAとは軍関係を意味するので、カモフラ柄はおあつらえ向きとも言える。
ナポリ(イタリア)
ナポリ/2013-14/Kappa/アウェイ
近年メジャーになった感のある迷彩柄だが、その火付け役はナポリのこのユニフォームかもしれない。ウッドランドパターンのカモフラ柄は大きな話題を読んだ。
ナポリ/2019-20/Kappa/ホーム、アウェイ、サード
その後もナポリはカモフラ柄デザインをたびたび発表。今季のユニフォームもデジタル迷彩柄を使ったものとなっている。
コソボ代表
コソボ代表/2019/Fourteen/スペシャルエディション
代表チームとしてカモフラージュ柄を採用したのがコソボ。最近はブルー(ホーム)とイエロー(アウェイ)のキットを使うが、EURO2020予選のイングランド戦ではデジタル迷彩柄の特別ユニフォームを着用した。サプライヤーのFourteenはスイスの新興ブランドだ。