九州市議会議長会は24日、長崎市内で理事会を開き、全国市議会議長会の政府・与党などへの要望項目に「九州における高速交通網の整備促進等」など2件を盛り込むように提案することを決めた。
理事会の役職を務める31市の議長らが出席。各県が提出した16件を審議した結果、高速交通網の整備促進と「新たな過疎対策法制定」を全国議長会に提案する項目として採択した。
高速交通網の整備促進には、▽九州新幹線長崎ルートの着実な整備と在来線の輸送改善▽島原・天草・長島架橋構想の早期実現に向けた調査の実施▽高速船やジェットフォイルの代替船建造推進－など本県関連の項目も盛り込まれた。
今回審議した16件は、全国議長会への提案とは別に九州議長会で要望書を取りまとめ、関係省庁などに要望する。
