2019年F1メキシコGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは5番手を獲得した。
Q1では1分16秒175で2番手、Q2では1分16秒574で8番手(ミディアムタイヤ使用)、Q3では自己ベストの1分15秒336をマークした。予選5番手はアルボンにとってここまでの自己最高位だ。
アルボンは金曜FP2でクラッシュを喫し、マシンがダメージを受けたため、チームは土曜の走行前にシャシー交換を行っている。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=5番手
予選5番手は、素晴らしい結果とはいえないが、悪くもない。昨日FP2でクラッシュしたことを考えれば、うまく挽回できたと思うから、その点ではよかった。
FP3ではあまり多くの周回を走れなかったから、コースを学ぶために使えたのは実質的にFP1だけだった。だからすごく難しい状況で予選に臨んだんだ。
マックス(・フェルスタッペン)がポールを獲得したことは、チームにとっても彼にとってもいいことだ(注:後にペナルティで降格)。でも僕の方はまだ課題が残っている。このマシンには予選5番手より優れた力があることを、マックスが証明したからね。僕はライバルたちと戦うためにここにいるのだから、もっと上位に近い位置を確保したかった。
でもとにかく明日のレースで何ができるかを見ていこう。いいレースになるはずだ。ターン1までの距離が長いから、何が起きてもおかしくないよ。昨日のシミュレーションでは、マックスのレースペースはとてもよさそうだった。僕らのマシンは速い。今夜、データをチェックして、課題をこなし、準備を整える。
タイヤのデグラデーションがとても高いことは昨日の走行から分かっている。決勝の展開が興味深いね。タイヤのマネジメントが重要になるだろう。レースのなかでポジションを上げていきたい。