トロロッソ・ホンダのクビアト、再びペナルティでポイント圏外に「いいレースをしていた。F1にこんな処罰は必要ない」

 2019年F1アメリカGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは12位という結果だった。

 13番グリッドからハードタイヤでスタートしたクビアトは、21周目にミディアムに、39周目にソフトに交換する2回ストップで走った。最後のラップで10番手に上がり、フィニッシュしたが、セルジオ・ペレスとのバトルのなかで起きた接触に責任ありと判断され、5秒加算のペナルティを科された。その結果、クビアトはポイント圏内から脱落し、12位に降格された。

 クビアトは前戦メキシコでも最終ラップの接触に対してペナルティを受け、9位から11位に降格されている。

 メキシコ終了時点でトロロッソは、コンストラクターズ選手権において、レーシングポイントと同点で6位につけていた。しかし今回ノーポイントに終わり、レーシングポイントのペレスが1点を獲得したことにより、トロロッソはランキング7位に後退することになった。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=12位
 直接のライバルたちと比べるとペースが少し劣っており、今日のレースは苦労した。通常よりもタイヤの持ちが悪かったので、原因を調べる必要がある。

 そういう問題を抱えながらも、最終ラップを10位でフィニッシュした。(ペレスに対する)僕のアクションは、厳しいながらもフェアなものだったと思う。皆が見たいと思うような素晴らしいレースだった。さらに、今シーズン、似たような動きをしてもペナルティを受けなかったケースが何度かある。

 このペナルティには腹を立て、失望している。こんなペナルティは僕らのスポーツに必要ないと思う。

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