有馬キリシタン遺産記念館 来館者10万人突破 南島原

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記念すべき10万人目の入館者として花束を受け取った鎌田さん(左)=南島原市、有馬キリシタン遺産記念館

 南島原市南有馬町の「有馬キリシタン遺産記念館」の来館者数が5日、10万人を突破し、記念すべき節目の来館者に花束などが贈られた。
 同記念館は「原城跡」(同町)と戦国時代のキリシタン大名、有馬晴信の居城「日野江城」の歴史的価値を伝えるガイダンス施設として2014年に開館。昨夏、原城跡などを構成資産とする「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されて以降、来館者数は急激に伸び、目標より4カ月ほど早い達成となった。
 10万人目の入館者は神奈川県藤沢市の無職、鎌田弘毅さん(32)。セレモニーで山口周一副市長から花束と市の特産品のそうめんなどが贈られた。鎌田さんは「仕事を辞め、ミニバイクで日本一周を始めて4カ月目。隠れキリシタンに関心があり来館した。すごく光栄」と喜んだ。
 市は本年度の来館者目標を10万人に設定。山口副市長は「今後も市外に向けて記念館の情報を発信し、来館者を増やしたい」と意気込んでいた。