【プレミア12】侍J坂本、稲葉監督の助言で復調マルチ! 指揮官「チームにとって大きい」

プエルトリコ戦で2安打を放った侍ジャパンの巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

6番スタメンで3打数2安打「左足をもう少し柔らかく使ったらどうだ」

■日本 4-0 プエルトリコ(プレミア12・6日・台湾)

 侍ジャパンの坂本勇人内野手は6日、1次ラウンド・プエルトリコ戦で「6番・遊撃」で先発出場。4回に今大会初安打となる左前打を放つなど3打数2安打と復調の兆しを見せた。キーマンのマルチ安打に、稲葉篤紀監督は「復調がチームにとって大きい。きっかけを作ってもらえないかと、今日もスタメンで使いました」と安堵の表情を浮かべた。

 前日のベネズエラ戦では1番スタメンも4打数無安打2三振。8回の反撃機で代打・山田を送られていた。この日は6番スタメン。10月31日のカナダ戦から12打席連続で安打なしだったが、代表合流後13打席目となった4回先頭で左前打。6回2死でも左前打を放った。

 試合前の打撃練習中、稲葉監督は悩めるキーマンに声をかけた。「勇人には沖縄からずっと見ていて、感じたことを話をさせてもらった。フォームを固めたい、しっかり打ちたいという気持ちが強すぎて、左足を上げた時に左足が固い気がした。『もう少し柔らかく使ったらどうだ』という話をしました。今日の中で迷いはなかった。打順を下げて楽なところで打たせたらどうだ、と」と振り返った。(Full-Count編集部)

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