11、22、33…「ゾロ目」の背番号に“執着”する9名のサッカー選手

スポーツ選手にとっての背番号はただの数字であるだけではなく、さまざまな拘りやジンクス、ゲン担ぎなどが存在する。

11月22日の今回は、11、22、33…と、“ゾロ目”の背番号に特に愛着を持っている9名の現役選手をご紹介しよう。

11 三浦 知良(横浜FC)

ゾロ目といっても11番は全くもって珍しいものではないが、彼ほどこの番号が似合う選手はいるだろうか。

横浜FCのJ1昇格が間近に迫るなか、52歳になった日本サッカー界の伝説はどのような運命を辿るのか気になるところだ。

22 イスコ(レアル・マドリー)

過去にはブラジルのカカ、日本の中澤佑二などが愛用した番号であるが、現役ではこの男が象徴的な一人だろうか。

イスコはマラガで活躍して以来この番号が彼の代名詞となっており、現在はスペイン代表とレアル・マドリーで22番を付けている。

33 マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト)

33番といえばガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)、宇佐美貴史(ガンバ大阪)も捨て難いが、あえてここ数日、ヴィッセル神戸への移籍を噂されるこの男を選びたい。

ドイツ代表で活躍した34歳の大型ストライカーは、バイエルン、フィオレンティーナ、ベシクタシュなどで13季以上もこの番号を背負っており、サッカー界を代表する「33番」といえよう。

44 イヴァン・ペリシッチ(バイエルン)

両足を自在に操るクロアチア代表のアタッカーは「4」をこよなく愛することで知られ、代表では4番、現在所属するバイエルンでは14番、過去にはブルッヘ、ドルトムント、インテルで44番を着用した。

なおローマのマノラスもこの44を好んでいるほか、Jリーグでは金崎夢生、畠中槙之輔が現在この番号を背負う。

55 長友 佑都(ガラタサライ)

日本代表で5番を付ける左サイドバックは、インテルに加入した頃から55番を付けるようになり、Instagramのアカウント名にもこの数字を入れている。

ちなみに長友にとってガラタサライの先輩にあたる元トルコ代表のサブリ・サリオールは、国内で15季もこの番号を付けた「55番」の熱烈な信奉者だ。

66 トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)

リヴァプールで右サイドバックのポジションを獲得したアレクサンダー=アーノルド。セットプレーとクロスはどちらも驚異的であり、あのベッカムと比較する声もあがっている。

そんな彼の背番号といえば「66」。これは2016-17シーズンのデビューから付けている数字であり、この番号でブレイクしたため愛着を持っているようだ。

77 ジャンルイージ・ブッフォン(ユヴェントス)

昨季PSGで初めて国外クラブに所属したイタリアの伝説は、今季、パルマ時代の2000-01に着用した77番をおよそ20年ぶりに背負っている。

ちなみにこのパルマ時代は当初88番で登録していたが、欧州における「88」はアドルフ・ヒトラーを支持する隠語として使われることがあり、ユダヤ人団体らの反発もあって77に変更している。

88 ギョクハン・インラー(イスタンブル・バシャクシェヒル)

奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げたレスターで岡崎慎司のチームメイトだったスイス代表の万能MFは、この88番を代表する選手だ。

そのレスターでは33番であったが、ウディネーゼ、ナポリ、現在のバシャクシェヒルと、10シーズン以上に渡ってこの番号を着用している。

99 ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミラン)

セリエAのGKにおいて史上最年少となる16歳8か月でデビューを飾ったミランの若き守護神は、それ以来、彼が生まれた年である「99」を背負い続けている。

この番号はエースストライカーの証である「9」が並ぶことからFWが好む傾向にあり、ミランに加入したシーズンの怪物ロナウドや、現在ではナポリに所属するアレク・ミリクが背負っている。

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