山口冨士夫、京都での一夜限りのスペシャルライブを収録した完全未発表作品リリース!

99年以降、約3年近くの間ライブ活動を停止していた冨士夫が2002年6月に突如ライブを再開。まだバンドメンバーも決まっていない状態の中、そ れでもライブ活動を再開したのには大きな理由が。それはこの9年後に起きてしまった東日本大震災のような大きな災害の際に、当時老朽化し耐 久性を疑われていた静岡県の浜岡原発の危険性を多くの人に知ってもらう為の動きに賛同したのがきっかけとなった。

本作には静岡県内を中心に 敢行された当時のソロツアーから2002年7月12日に京都で行った一夜限りのスペシャルライブを2枚のCDに完全収録した未発表音源を収録している。通常盤の2CDに加え、同日のライブ映像を収録したDVDがプラスされた3枚組限定仕様を含む2つのフォーマットでリリースされる。

ギター1本を抱え降り立った京都に待ち受けていたのは79年の村八分再編成時のドラマーでもある榊原敬吉と70年代初期に活動したバンド、 TOO MUCHのギタリスト小川勉のふたりだった。久しぶりの京都でのライブで心強い旧友達にサポートされた冨士夫は約2時間、全22曲を演奏。 この3人による息のあった演奏はこの編成でバンドを続けて欲しかったと言えるほど素晴らしく、本作では2枚のCDにその全曲を収録している。鬼才エンジニア中村宗一郎(ピースミュージック)による最新リマスタリングで収録。

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