台風復旧に3千万円 逗子市、12月議会で補正予算案

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台風19号による高波で一部が倒壊した小坪漁港内のフェンス=10月12日(逗子市提供)

 神奈川県逗子市は、12月3日開会の市議会第4回定例会に、今秋の台風被害の復旧費3146万円を盛り込んだ2019年度一般会計補正予算案(総額約1億8千万円)を提出する。被害対応額は、10月の専決処分の補正分と合わせて約6千万円。今回の補正予算案で、市は必要性が高いと判断した台風被害の復旧をおおむね終える見通し。

 補正予算案では、台風15号、19号による被害復旧費を計上。崖崩れが発生した市有地4カ所ののり面の防護工事費(900万円)、高波で一部が倒壊した小坪漁港や同漁港区域のフェンス設置費(346万円)などが含まれている。

 一方、市は、台風15号の影響で崖崩れなどが起きた久木トンネルの復旧費などに1190万円、9月下旬の台風17号の強風で屋上防水シートが剥がれた逗子文化プラザホールの整備費に1690万円を計上した一般会計補正予算を、それぞれ10月8日付と同1日付で専決処分。12月定例会でこれらの承認を求める。

 桐ケ谷覚市長は26日の会見で、相次いだ台風への対応について「防災無線やメールだけでなく、市内各地で広報車を走らせるなど、今後も情報発信を強化したい」と説明。「避難所で不安な時を過ごす市民に(台風の動向などの)情報を伝えることも非常に大事と思った」とも述べた。