Biocon Biologicsのシンポジウム「インスリンの100年 - ユニバーサルアクセスと公平なケアの提供」

Biocon Biologicsのシンポジウム「インスリンの100年 - ユニバーサルアクセスと公平なケアの提供」

AsiaNet 82136 (2509)

【ベンガルール(インド)2019年12月11日PR Newswire=共同通信JBN】
*IDF世界会議2019で有力KOLの共感を得る

完全統合型のグローバルなバイオシミラー「専業」企業であるBiocon Biologicsは、韓国・釜山での国際糖尿病連合(IDF)世界会議2019開催に合わせ、医師、科学者、医療専門家、政府代表者、政策立案者、IDFメンバーなどのキーオピニオンリーダー(KOL)を集め、「インスリンの100年 - ユニバーサルアクセスと公平なケアの提供」をテーマとするシンポジウムを開催した。このシンポジウムは、同社のユニバーサル・アクセス・プログラムの延長として、多様な利害関係者が10セント・ミッションを通じてインスリンへのアクセス制限解除というミッションに参加してもらうことを目指して開催された。

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(写真説明:Biocon Biologicsロゴ)

シンポジウムは、在韓国インド大使館のサティシュ・シヴァン首席公使の、世界中の患者のため、手頃な価格でのインスリンへのアクセス実現に向けたBiocon Biologicsの取り組みに感謝する挨拶で始まった。首席公使は「インドは、生物学的治療の進歩により、高品質かつ手頃な価格の医薬品製造で一貫した実績を持つ世界の調剤の中心地と呼ばれてきた。インドでは、Bioconのような企業が、とりわけ糖尿病やがんのバイオシミラー治療エンティティーの開発で世界のリーダーになっている」と語った。

シンポジウムでは、マンチェスター大学教授でIDF会長のアンドリュー・ボールトン博士、マレーシアのセレンバンにあるコロンビア・アジア病院の顧問医であるラダクリシャ・ソチラトナム博士、米国のワシントン大学代謝・内分泌・栄養学教授であるイル・ハーシュ博士、糖尿病オーストラリアの「タイプ1糖尿病と消費者の声」マネジャーのレンザ・シビリア氏が講演した。

マンチェスター大学教授でIDF会長のアンドリュー・ボールトン博士は「糖尿病は21世紀のがんだろうか?マラリアでもエイズでもないが、糖尿病は現在、最も大きな健康上の課題だ。アジアにおける糖尿病の急増は、世界中で津波のように患者の増加をもたらしている。2000年から2035年までに、南アジアでは2型糖尿病が150%増加すると推定されている。手頃な価格のインスリンへの公平なアクセスがないことが、依然として治療成功の大きな障害であり、合併症の併発や早死をもたらしている。先進国市場でも、健康保険網の外にいる人々は、高額なインスリン治療費を払うのは難しいと感じている。糖尿病がもたらすこの大きな経済的負担に対処するため、各国政府はインスリンと糖尿病治療を含む普遍的な健康保険制度を確立する必要がある」と語った。

Biocon Biologicsのクリスティアン・ハマハー最高経営責任者(CEO)は「IDF世界会議に合わせた当シンポジウムには、インスリンへのアクセスと値ごろ感を改善するための実行可能な長期的ソリューションを求める、世界中の有力なKOLが集まってくれた。議論では、糖尿病は低中所得国だけでなく、コストが高いためインスリンの使用を制限せざるを得ない、健康保険網の外にいる患者を抱える米国のような先進国市場でも、普遍的な課題であるとの指摘がなされた。Biocon Biologicsが志を同じくするインスリンプロバイダーを含む他の利害関係者と協力すれば、世界中の患者のインスリンへの公平なアクセス実現は可能だと信じている」と語った。

詳細は以下まで。
http://bit.ly/PR191211

ソース:Biocon Biologics