ルール5ドラフト開催 日本時間13日午前2時スタート

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ウィンター・ミーティングの最終日となる日本時間12月13日午前2時からルール5ドラフトが開催される。これは一定の規定を満たした40人枠外の選手を他球団が獲得できる制度であり、過去には元サイ・ヤング賞投手のヨハン・サンタナ、元MVPのジョシュ・ハミルトン、シェーン・ビクトリーノ、ダン・アグラ、ホアキム・ソリア(アスレチックス)といったスター選手たちがルール5ドラフトによる移籍を経験している。今季最低勝率のタイガースから勝率順に指名が行われる。

選手をルール5ドラフトからプロテクトするためには、18歳以下で契約した選手は5年以内、19歳以上で契約した選手は4年以内に40人枠に登録しておく必要がある。ルール5ドラフトのメジャーリーグ・フェイズで他球団の選手を獲得する場合、指名した球団は移籍金として10万ドルを支払い、獲得した選手を1年間25人枠に登録しておかなければならない。獲得した選手が25人枠から外れる場合、5万ドルと引き換えに選手を前所属球団へ返還する。

指名はレギュラーシーズンの勝率が低いチームから行われ、今年はタイガース、オリオールズ、マーリンズ、ロイヤルズ、ブルージェイズが全体5番目までの指名権を持っている。なお、ルール5ドラフトは40人枠に空きがあるチームのみ参加可能であり、40人枠がフルに埋まっているチームは指名することができない。

今年のルール5ドラフトで最も注目を集めているのは、「MLB Pipeline」が公開している球団別プロスペクト・ランキングでブリュワーズの3位にランクインしている先発右腕、ザック・ブラウンである。今季はAAA級で116回2/3を投げて防御率5.79に終わったものの、威力のあるカーブへの評価は高く、沈むタイプの速球と伸びのあるフォーシームを使い分けて打者を翻弄する。

ブラウンのほかには、シンカーを武器にナショナルズのマイナーでゴロを量産したスターリング・シャープ、ドジャースのA+級で2018年に24本塁打、109打点を叩き出し、今季はAA級で打率.301をマークしたクリスチャン・サンタナなどが有力なドラフト候補となっている。ルール5ドラフトで指名された選手のなかから来季、予想外の大活躍を見せる選手が現れるかもしれない。なお、指名順は以下の通り。

1.タイガース
2.オリオールズ
3.マーリンズ
4.ロイヤルズ
5.ブルージェイズ
6.マリナーズ
7.パイレーツ
8.パドレス
9.ロッキーズ
10.エンゼルス
11.ホワイトソックス
12.レッズ
13.ジャイアンツ
14.レンジャーズ
15.フィリーズ
16.カブス
17.レッドソックス
18.ダイヤモンドバックス
19.メッツ
20.ブリュワーズ
21.カージナルス
22.ナショナルズ
23.インディアンス
24.レイズ
25.ブレーブス
26.アスレチックス
27.ツインズ
28.ヤンキース
29.ドジャース
30.アストロズ