デザイン&使い勝手・居住性編
現在の軽自動車ジャンルの中でも、eKスペース/eKクロススペースが属するスーパーハイトワゴンカテゴリーは全体の5割を占めるほど人気がある。そのため各社とも魅力的なモデルを投入し、厳しい闘いが繰り広げられている。
そんな中で誕生した新型eKスペース/eKクロススペースは、三菱と日産が合弁で立ち上げたNMKVが開発を担った。開発実務は主に日産が受け持ち、三菱は生産を行う。この役割分担は、2019年に発売されたeKワゴン&eKクロスと同じだ。
販売で主力となるeKクロススペースは、フロントマスクを今の三菱車に共通するダイナミックシールドのデザインコンセプトで仕上げた。いっぽうeKスペースは穏やかなデザインとなっている。
気になる室内の使い勝手を、ライバルのホンダ N-BOXやダイハツ タント、スズキ スペーシアなどとの比較を交えてお届けする。
動力性能&先進安全機能・運転支援技術編
続いては動力性能。搭載されるエンジンは直列3気筒659ccで、先行して2019年に発売された軽ハイトワゴンの新型eKワゴン&eKクロスと同じだ。モーターとリチウムイオン電池を組み合わせて、マイルドハイブリッドシステムを構成。さらにターボモデルも用意される。
最新モデルらしく先進安全機能・運転支援技術も充実しており、衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)は従来の単眼カメラに加えてミリ波レーダーも装着した上級モデル並みのものを備える。
グレード選び&オススメグレード・ライバル比較
eKスペース/eKクロススペースを購入する時は、まずどちらのシリーズにするかを決める必要があり、そのうえでライバルのホンダ N-BOXや、兄弟車の日産 ルークスなどと比較したい。
[筆者:渡辺 陽一郎/森山 良雄・MOTA編集部・三菱自動車工業]
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