ベイスターズのラミレス監督は来夏の東京五輪の影響で夏場に遠征試合が増えることについて、「今年はホームの成績が良かったので、長いロード期間を(勝率)5割でいければ上出来」と見通しを語った。
本拠地の横浜スタジアムが五輪の野球・ソフトボールの主会場となるため、来年6月9日~8月23日は公式戦で使用できず、他球団の協力を得て主催試合を先送りしてビジター試合を増やすことになっている。
今季のベイスターズはホームで43勝28敗1分けだった一方で、ビジターは28勝41敗2分けと大きく負け越し、優勝を逃す一因となった。来季5年目の指揮官は「今年の数字を見るとロードが多いのは懸念材料だが、しっかり戦い抜きたい」と厳しい夏場を乗り越えて22年ぶりの日本一を目指す。