緊急時にも対応!キャビンアテンダントの万能バッグの中身
日々移動を繰り返している客室乗務員。
急なスケジュールの変更で、予定していなかった場所に滞在することもあるのです。
だからこそ、「これさえあれば何があっても大丈夫!」そんなアイテムをバッグに忍ばせてフライトをするCAは珍しくありません。
今回は、私自身がフライトの時に使っていたバッグとその中身をご紹介いたします!
大事なバッグは「大きさ」と「持ち手の強さ」がポイント
まずはバッグからご紹介いたします。私が使っていたのはPEACH JOHNの黒い綿素材のバッグです。
下着のイメージが強いPEACH JOHNですが、使い勝手の良いバッグも実はたくさん販売されています。
私が日々持ち歩くバッグを選ぶ上で大切にしていたことは二つあります。
一つめは「大きさ」。そして二つめは「持ち手の強さ」です。
ベストな大きさは、普段持ち歩くスーツケースの上にぴったり収まる程度のものです。
新しいバッグを選ぶ時には必ずスーツケースにバッグを乗せてみて、安定感があるかどうかを確認していました。
そして持ち手の強さに関してですが、これもとても大切なのです。
たくさんのアイテムを入れたバッグは想像以上に重くなります。
スーツケースを持たないこともあるので、腕に掛けて運んでいると持ち手が段々と解れてきてしまうこともあるのです。
そのため、持ち手は太くて丈夫そうなものを選んでいました。
バッグの紹介をしたところで、早速その中身をご紹介いたしますね!
忘れてはいけないものは1カ所にまとめる
フライトに欠かせないパスポートや会社のIDなど、絶対に忘れてはいけないもの入れを持ち歩いていました。
こちらのピンクのポーチは100円ショッップの文房具コーナーで見つけたものですが、パスポートがぴったり入り、チャックの中にもIDや海外のステイ先で使う通貨などを入れることができてとても優秀!
ショッキングピンクでバッグの中でもすぐに発見できるというのも大切なポイントです。
絶対に欠かせないヘアアイテム
CAにとって絶対に欠かすことのできたいアイテムがスプレーやワックスなどのヘアセットアイテムです。
特にスプレーは必需品。
写真は違うものですが、ケープのスーパーハードを使っていることが多かったです。
アメピンも多めに持っておくことで急に髪が乱れてしまった時に使っていました。
急なステイもこれで安心!メイク落としとスキンケア
日帰りだと思っていたら急なアクシデントでステイになってしまった、そんなことも絶対にないとは言い切れません。
実際に大雪の影響で飛行機が動かず日帰りが急遽ステイに変更となったことがありました。
そんな経験をしてから私が持つようになったのが、1回分のメイク落としとスキンケアができるセットです。
最低限のメイク道具とこのアイテムがあれば、何があっても安心です。
急なアクシデントにも動じないための必須アイテムです。
ほとんど全員バッグに忍ばせているのはコレ
新しい黒ストッキングです。きっとほとんどのCAがバッグに入れていると思います。
機内での作業中など、ふとした時に伝線してしまうことの多いストッキング。
すぐに履き替えられるように、バッグに入れているのです。
セルフケアアイテムは小さめのポーチになんでも詰め込む!!
ハンドクリーム、ネイルケア、目薬、風邪予防アイテム、バンドエイドなど、とにかくすぐに取り出したい体調管理グッズや肌ケアグッズを1カ所にまとめて入れています。
自分自身の体調の変化などで困った時にはこれを開ければ解決してくれる、そんなポーチを目指していました。
忘れられない思い出作りに役立つ、シールやポストカード
フライト中にお客様の記念日だと分かり、お祝いの気持ちを伝えたくなると言うようなシーンはたくさんあります。
そんな時、華やかな演出をするために活躍してくれるのがシールやポストカードです。
機内という限られた空間の中で最大限のサプライズを演出するために、多くのCAがこのようなアイテムを持ち歩いています。
どんなアイテムでお客様に気持ちを伝えようかと考えている時間は私たち自身の楽しい時間でもあるのです。
非常食で元気をチャージ
忙しくてなかなかご飯が食べられない、そんな時には甘いものを口に入れて元気をチャージします。
周りのクルーにもお裾分けすることでチームワークがより高まるような気もします。
小さなことですが、甘いもののパワーは偉大だなぁと感じる瞬間です。
ステイ先で小腹が空いてしまった時にも、お菓子があると安心します。
マスク、カイロで体調管理を!
国際線でのフライトは、食品や飲み物を冷たい状態で管理するため、飲食の保管エリアはとても冷えます。
そのためカイロは季節に関わらず持ち歩いていました。
長距離フライトは、少しのあいだ体を休めることができる時間があります。
その時にはマスクを付けて乾燥対策を心がけていました。
体調管理も仕事の一部ですからね!
癒しのアイテム
こちらも国際線のフライトの時にバッグに入れていたものです。
私にとって癒しのアイテムは、湯たんぽとマッサージグッズ。
これらも長距離フライトで体を休める時に使っていました。
小さめの可愛い湯たんぽは、ドイツの dmというドラッグストアで購入したものです。
私が手に乗せているのもは、木でできたツボ押し。
手で握ったり、肩や足の裏に押し当てたりして疲れを取ります。
小さくて場所を取らないのでついつい持ち歩いてしまいたくなるのです。木の感触も、心をホッとさせてくれるのです。
旅行にも役立つアイテム満載!
今回ご紹介したバッグの中身が、皆様の出張や旅行の参考になることができれば幸いです。