アニメで南島原PR 声優、コーラスを市民から募集 作品原画用フォトコンも

南島原市花のヒマワリが咲き誇る布津町の畑のような日常の風景を募集するフォトコンテストも開催(南島原市提供)

 「南島原の風景や街並みをアニメで再現!」―。南島原市は9日、まちの魅力を市内外に発信する「オリジナルアニメ」の制作を発表した。市民を対象に声優とコーラス団体を募集する。作品の原画となる写真を募るフォトコンテストも実施する。
 市は「住み続けたいまち、住んでみたいまち」の実現のため、2014年から知名度・認知度向上を目的としたシティプロモーション事業を展開。17、18年はショートフィルム2作品を撮影・上映した。
 今年は新たな手法としてアニメ制作を決めた。全4話で1話約60秒の予定。タイトル未定。動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信される。
 声優部門、コーラス部門(1団体5人まで)とも市内在住者で、福岡市で収録できる人。詳しい条件は市広報1月号に掲載している。2月25日締め切り。
 フォトコンテスト「映えすぎ!南島原」は、南島原市の日常的な風景や街並み、建物などの写真を募集。グランプリ1、準グランプリ2、優秀賞数本を決める。1人10作品までで、市民以外も応募できる。応募方法は市ホームページに記載。9月30日締め切り。
 市総務秘書課の吉岡宏真さん(38)は「親しみやすいアニメを制作することで、若い世代に古里への愛着を持ってほしい。市民の協力を得て良い作品にしていきたい」と話している。
 問い合わせは同課(電0957.73.6621)。

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