スーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝が現地時間12日に開催。レアルとアトレティコによる“マドリード・ダービー”が実現した。
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大会フォーマットの変更で、準決勝でラ・リーガ王者とコパ・デル・レイ王者が敗退し、奇しくも相見えることとなった同カード。開始早々から複数のシュートが生まれるなど、ダービーらしい激しい展開を演じる。レアルはセットプレーで多くのチャンスを創り、アトレティコはアルバロ・モラタやジョアン・フェリックスにボールを集め、両チーム得点の匂いを漂わせ試合を折り返す。
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後半に入ってもがっぷり四つの時間帯が続くスーペルコパ決勝。それでも90分では決着がつかず、スコアレスで延長戦に突入する。攻めるレアルに守るアトレティコという構図が色濃くなった延長戦は、フェデリコ・バルベルデが短い時間でイエローカードを続けて受け退場に。結局最後までゴールが決まることはなく、勝負の行方はPK戦に委ねられた。
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キッカーを担当したダニエル・カルバハルやロドリゴが成功した先攻レアルに対し、後攻アトレティコはサウール・ニゲスとトーマス・パーティが続けて失敗。最初の二人で大きく差が付くと、レアルは4人目のキッカーを務めたセルヒオ・ラモスまで全員が成功。PKスコア4-1で、レアルが通算11回目のスーペルコパ制覇を果たした。
