代表者が北朝鮮への不正輸出で書類送検、芙双エレクトロニック・アンド・マシナリー(株)が破産

 芙双エレクトロニック・アンド・マシナリー(株)(TSR企業コード:295563508、法人番号:9011701015434、江戸川区西葛西7-23-2、設立2002(平成14)年9月2日、資本金1800万円、代表清算人:中島勇氏)は1月8日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には中澤雄仁弁護士(光和総合法律事務所、港区赤坂4-7-15、電話03-5562-2816)が選任された。
 負債総額は債権者2名に対して約3500万円。

 産業用制御機器、各種装置、伝動機器、機械部品、高圧製品などの輸出入を主体とし、中国や東南アジアにある日系企業などに事業基盤を築いていた。過去には1億円を超える年間売上高をあげていたが、ここ数年は売上は落ち込み、採算性も低調に推移していた。
 2018年12月14日、株主総会の決議により解散。2019年8月には、代表者が2017年1月に北朝鮮に不正輸出した外為法違反(無承認輸出)容疑で書類送検された。

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