好調ラツィオ、120周年記念ユニフォームを発表!あの「懐かしデザイン」が復活

イタリア1部ラツィオとキットサプライヤーのMacronは11日、クラブ創設120周年記念ユニフォームを発表。同日に行われたナポリ戦でお披露目となった。

1900年1月9日に誕生したラツィオは、今年で120周年を迎えた。そんな2019-20シーズンのセリエAは、1試合少ないながらも首位ユヴェントスに勝ち点6差で現在3位と好調。数字上はスクデットを狙える位置につけている。

そのラツィオは26日にローマダービーを控えているが、この大一番で120周年記念モデルを着用する可能性も高い。

Lazio 2019-20 Macron 120th Anniversary

記念すべき120周年記念ユニフォームは、オールドファンなら一見して懐かしさを覚えるデザイン(これについては後述)。スカイブルーにブラックのストライプが印象に残る。胸の中央には昨季のコッパイタリア王者の証となるパッチを付ける。

コンプリートはこのような感じで、パンツはホワイトを基調としたデザインに。ソックスはシャツと同じく、ブラックのボーダー(フープス)が入る。

エンブレムのデザインは120周年記念の特別仕様に。ラツィオは100周年を迎えた2000年(※99-00シーズン1月~00-01シーズン12月)で100周年記念ユニフォームを着用。そのキットの特別エンブレムによく似たデザインとなっている。

GKユニフォームも120周年記念モデルをリリース。こちらも懐かしいデザインをモチーフにしている。

今回の120周年記念モデルによく似たデザインのユニフォームが、今から20年ほど前に存在した。

それがこの1999-2000シーズンのホームキット(サプライヤーはPuma)。120周年モデルと同様にストライプをあしらったユニフォームを着たチームは、セリエAとコッパイタリアを優勝して2冠を達成した。

ブルーの120周年記念モデルは11日のナポリ戦から選手が着用しているが、GKキットが実戦デビューを果たしたのはコッパイタリア5回戦のクレモネーゼ戦。この試合は主力を温存しながらも4-0で快勝している。

120周年モデルの背番号は、99-00モデルとほぼ同じスタイルのフォントを使用。シャツ、背番号ともに99-00モデルにかなり近いデザインとなっている。

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