西肥バス100周年イベント 記念グッズにファンの列

バスの運転手体験を楽しむ子ども=佐世保市下京町

 今年創業100周年を迎えた西肥自動車(西肥バス、長崎県佐世保市)の記念イベントが9日、佐世保市下京町のくっけん広場であり、家族連れなどでにぎわった。
 記念グッズとして、昭和に走行したデザインのバス形貯金箱とオリジナルパッケージのカステラを先行販売。いずれも数量限定のため、いち早く手に入れようとファンが列をつくった。
 会社の歴史を振り返る写真展では、創業当初の本社社屋や昭和に運行したバスなど32枚を展示。バスの運転席を再現した運転手体験コーナーもあり、子どもから大人まで楽しんでいた。
 北松佐々町の会社員、永吉史典さん(26)は「小さいころからファンで、限定グッズはほとんど持っている。今回も貯金箱やカステラを購入した。これからもずっと応援する」と満足そうに話した。

© 株式会社長崎新聞社