マーリンズの新戦力・ビヤーにセンター起用プランが浮上

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マーリンズはオリオールズから獲得した新戦力のジョナサン・ビヤーをセンターで起用することを検討しているようだ。昨季はオリオールズで二塁と遊撃を行ったり来たりしたビヤーだが、ドン・マティングリー監督はレギュラー未定のセンターに「フィールドで最高のアスリートの1人」と評価するビヤーを起用することを検討しているという。ビヤーはメジャー7年間で8試合(うちスタメン6試合)しかセンターを守った経験がないものの、スプリング・トレーニングの出来次第ではマーリンズの正中堅手となる可能性もありそうだ。

マーリンズは攻撃力の最大化を最優先に考えており、ビヤーのセンター起用は他の選手との兼ね合いとなる。正中堅手候補となるのは2018年1月にクリスチャン・イェリッチとのトレードでブリュワーズから獲得したルイス・ブリンソンだが、この25歳の若手外野手は2018年こそ109試合で11本塁打を放ったものの、昨季は75試合で打率.173、0本塁打、OPS.457という悲惨な成績に終わった。大きな期待を背負っていたこの「元プロスペクト」がスプリング・トレーニングでレギュラー起用に相応しい結果を残すようであれば、ビヤーは当初の予定通りに内野を守ることになるだろう。

マーリンズの二遊間にはイサン・ディアスとミゲル・ロハスがおり、特に2年連続で規定打席に到達して昨年9月に2年契約を結んだロハスは不動のレギュラーと言える存在。23歳のディアスは昨季メジャーデビューを果たしたばかりであり、ディアスがメジャーのレベルに苦戦するようであれば、ビヤーが二塁を守る機会が増えるかもしれない。ディアスが早い段階でメジャーに適応すれば、ブライアン・アンダーソンを右翼に固定し、ビヤーは正三塁手として起用されることになりそうだ。

昨季24本塁打&40盗塁をマークしたビヤーは、そのパワーとスピードだけでなく、ユーティリティ性の面でもマーリンズにとって貴重な戦力となっている。ビヤーは「僕はチームのためにここにいるんだ。どこでも守るつもりだよ」と力強くコメントした。