バラモンちゃん音頭 完成 歌って、踊って、お年寄りを元気に

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「バラモンちゃん音頭」の曲に合わせて、歌と振り付けを披露する「笑顔あふれ隊」のメンバー=五島市立福江中

 五島市立福江中3年の女子グループが、市のイメージキャラクターにちなんだ「バラモンちゃん音頭」を作った。オリジナルの詞と曲に加え、お年寄りが「健康体操」として楽しく体を動かせるよう易しい振り付けも考案。歌詞には鬼岳やかんころ、キビナゴなど五島ならではの風景や特産品を盛り込んでいて、島民の健康増進だけでなく古里のPRにも一役買いそうだ。

【動画】五島市立福江中「バラモンちゃん音頭」

 音頭を作ったのは、総合学習で福祉をテーマに選んだ9人組グループ「笑顔あふれ隊」。デイサービスに出掛けて利用者と交流したり、高齢者福祉に関する講習を受けたりしてきた。バラモンちゃんは五島伝統の「バラモン凧(だこ)」がモチーフのキャラクターで、五島弁でバラモンには「元気な、活発な」の意味がある。
 9人は「高齢者が明るく健康に過ごすため、できることはないか」と昨夏から構想を練ってきた。歌詞は、全員で五島を象徴する言葉を出し合って構成。振り付けは、授業で高齢者の身体感覚を疑似体験した経験や、福祉に関する本などを参考に、肩を回したり手のひらを左右に掲げたりと座ったままでも簡単に踊れるようにした。曲はピアノでメロディーを作り、音楽科の大貝紳一郎教諭(48)が吹奏楽用に編曲した。
 完成した音頭は高齢者施設などに広めたい考えで、リーダーの酒井愛凜(まりん)さん(15)は「9人でわいわい楽しい雰囲気で作った。五島では高齢化が進んでいるけど、音頭で体を動かして元気に生活してほしい」と話した。今後は卒業までに、子どもや若者が歩きながら踊れる「盆踊りバージョン」の振り付けも考えるという。

◎バラモンちゃん音頭
 作詞・作曲 「笑顔あふれ隊」五島市立福江中

高浜 きれかエメラルド
まんまるお山の おんだけさん
夜はきらめく星たちよ
幸せ運ぶ 流れ星

つるっと あごだし 五島うどん
今日も大漁 きびなごよ
豚さん 牛さん 五島さん
カンコロ食べて まんぷくさ

まっ赤で やんちゃな男の子
食いしんぼうで あばれんぼう
二月生まれのバラモンちゃん
今日も元気に 踊ろうよ

五島よかとこ 楽しかよ
みんな のほほん よか人ばい
よってみんね きてみんね
幸せいっぱい 夢いっぱい

 


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