元整備士イチオシ! パパ・ママ友に100万円以下で“ドヤれる外車”【ダディ×マミー】

BMW X1 初代E84型

SUVらしい使い勝手とBMWらしい駆けぬける歓びを100万円以下で!

BMW X1 初代E84型
BMW X1 初代E84型

BMWでは、X1をSUVではなくSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼んでいます。これは悪路だけでなく、主にオンロードを主体に使用することを前提にしているから。

つまり、BMW X1は泥んこになって山道を走るクルマではなく、あくまでも、街中を優雅に走る姿が似合う都会派SUVの代表格です(もちろん雪道など、悪路の走破性も申し分ありません)。

兄貴分にあたるX3やX5がそうであるように、X1はBMWお得意のFRレイアウトを採用し、SUVとは思えないほどの安定感と軽快さが大きな魅力。

ラインナップはFRのSドライブと、4WDのXドライブがあり、どちらを選択しても国産車では味わえない、安定感と軽快感が高次元でバランスしたBMWならではの「駆けぬける歓び」を堪能できます。

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ドヤポイント その1:泣く子も黙る!? キドニーグリル

BMW X1 初代E84型

メルセデス・ベンツのスリーポインテッドスター、BMWのキドニーグリルと言えば、誰が見ても「高級外車だ!!」と分かるアイコン。

X1でドヤっても…。という声も聞こえてきそうですが、X1の走りや車内の質感はプレミアムブランドらしい質感で、決して見た目だけがプレミアムというわけではありません。

ドヤポイント その2:数値以上にトルクフルなエンジン

BMW X1 初代E84型

初代X1の中でもっとも排気量の小さい18iの最高出力は150psで、最大トルクは20.4kg・m。車重が1.5トンを超えることを考えると、やや非力に思えるかもしれません。

しかし実際に乗ってみると数値以上に豊かなトルクを感じられ、街中から高速道路まで十分実用的な力強さを感じることができます。

ドヤポイント その3:BMW伝統の直列6気筒エンジンも狙える

BMW X1 初代E84型

先述したように、どのエンジンを選んでも特に不満に感じることはほとんどないと思いますが、BMWを少し知っている方なら、やはり直列6気筒エンジンに一定のステータスを感じるでしょう。

BMWの直列6気筒エンジンは、「シルキー6(シックス)」と呼ばれるほど、滑らかでスムーズな回転フィールが大きな特徴。

そのモーターのように滑らかなフィーリングと厚みのあるトルク感は、時としてアンバランスに感じるほどで、1度体験すると病みつきになる感覚です。

当然、2.0リッターの4気筒モデルに比べると、中古車としてはやや高額になってしまいますが、初代X1なら、100万円以下で狙うこともできます。

BMW X1を買うなら注意してほしいポイント

BMW X1 初代E84型
BMW X1 初代E84型

これはBMW X1に限ったことではありませんが、特に初めて欧州車に乗る方は、ブレーキパッドやエンジンオイルなどの消耗品の管理に注意しましょう。

まずブレーキパッドは、国産車よりもしっかり感がある反面、ブレーキ鳴きを起こしやすく、ブレーキパッド交換の2回に1回はディスクローターの交換が必要になることがあります(国産車なら10万km以上持つ車種も珍しくありません)。

そして国産車なら故障していない限りほとんど減らないエンジンオイルは、漏れを起こしていなくても、2000kmで1リッター消耗する個体も少なくありません。

BMWをはじめとした欧州車の多くは、日々メンテナンスと点検をすることを前提にされています。それほど神経質にならなくても性能を維持できる国産車とは違い、ガソリンを給油するぐらいの感覚で、ブレーキパッドの残量やエンジンオイルの量をチェックするのがオススメです。

[筆者:増田 真吾]

毎週水曜日はダディ×マミー!

当企画では、「〜万円以下でパパ・ママ友にドヤれる外車」をテーマに、選定した外車(中古車/MOTA調べ)の魅力を「ドヤポイント」と称して、サクッと紹介していきます。

次の更新は3月4日(水)。次回もお楽しみにー!

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