レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年F1プレシーズンテストでいい仕事ができたと自信を持っており、その成果をもとに開幕戦オーストラリアGPで好結果を出したいと考えている。
アルボンは2019年にトロロッソ(現アルファタウリ)からF1にデビュー。サマーブレイク中に姉妹チームであるレッドブルに昇格し、堅実なパフォーマンスを見せたことで、2020年に残留することが決まった。
「去年の今頃は、F1での初レースに臨むということで、緊張していた。アルバートパークに行くのも初めてだったんだ」とアルボンは1年前のデビュー戦を振り返った。
「今年はレースから最大限の結果を引き出すことに集中する。プレシーズンテストはうまくいったから、メルボルンに向けてすべてのピースをうまくつなぎ合わせなければならない」
「冬の間どれだけの仕事ができたかをここで初めて確認することになる。アルバートパークは、楽なサーキットではない。シーズンのなかでも最もてごわいサーキットのひとつだと僕は思っている。しかも開幕戦だから、準備を万端に整えて挑む必要がある」
「路面はとてもダーティで、ストリートサーキットとしては高速だ。とてもテクニカルなコースで、シーズン中、最もバンピーなサーキットのひとつだ。コース脇に立ち並ぶ木によって影ができるし、路面に大量の木の葉が落ちてくる。ミスをしやすいサーキットで、コースオフによって失うものはすごく大きいんだ」
アルボンは、メルボルン訪問自体も楽しみにしている。
「(楽しみにしていることが)たくさんあるよ。何より楽しみなのは、メルボルンのアボカドとポーチドエッグだ。オーストラリアのブランチが大好きなんだ。コーヒーもおいしいよね」