【欧州】世界中で蔓延するコロナウイルス…UEFA、来年夏にEURO開催延期を検討か

欧州サッカー連盟(UEFA)の首脳陣は来週ミーティングを行い、EURO2020の開催延期について議論するようだ。

【EURO】ヨーロッパにも広がるコロナウイルス…UEFAはEURO2020中止も視野に「事態が悪化すれば…」

ヨーロッパ中に蔓延するコロナウイルスにより、セリエAやラ・リーガ、リーグ・アンなどで試合が延期に。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも延期が相次いでおり、6月に開催されるEURO2020の開催も懸念されていた。そんな中、17日にUEFAと主要国リーグのトップがビデオ会議を介して、EURO2020開催に関し話し合いをする模様。UEFAは声明で、「クラブ協会と欧州リーグ、及びFIFProの代表が集い、17日にビデオ会議でヨーロッパサッカーの今後の対応について議論する」と発表している。今月末にはEURO2020出場国を決めるプレーオフが予定されているが、開催は未定だ。

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会議に向けてUEFAは複数の可能性を提示する予定で、一つは各国リーグの終了時期を遅らせEURO2020開催を延期させる案。東京オリンピックとの兼ね合いもあり、同案が可決されればEURO開催は来年の夏が濃厚となる。また別の案としてUEFA主催の大会を短縮する内容だ。CLやELの準々決勝と準決勝を1発勝負に変更し、日程の圧迫を緩和させる狙いが含まれている。EUROや各国リーグの中止が最も最悪な選択肢だが、会議では上記の内容が議題とされる。

UEFAがEURO開催の延期を検討

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