シンガポール政府、日本人も入国後14日間行動制限 16日深夜から

シンガポール政府は、3月16日午後11時59分から、過去14日以内に日本、ASEAN諸国、スイス、イギリスへの渡航歴を持つ全ての人のシンガポール入国を制限する。

シンガポール国民や永住者、長期滞在ビザ所持者、短期滞在者が対象で、シンガポールに入国後14日間は自宅待機もしくは外出禁止となる。滞在地を提示する必要があり、無症状でも新型コロナウイルス検査を受ける必要がある。

また、ASEAN諸国からシンガポールを訪問する短期滞在者は、渡航前に居住国のシンガポール大使館を通じて、シンガポール保健省の事前承認を得る必要がある。入国時にシンガポール移民管理局が承認を確認する。

すでに、中国本土やイラン、イタリア、フランス、ドイツ、韓国、スペインからの短期滞在者の入国やトランジットは禁止している。シンガポール国民や永住者、長期滞在ビザ所持者の、入国後14日間の自宅待機は継続する。

シンガポール保健省による、シンガポール国内での新型コロナウイルスの感染者数は212人で、うち105人が退院した。死亡者はいない。

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