レイズ筒香嘉智、新型コロナ余波で調整難? MLB公式指摘「特に難しいものに…」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

ここまで打率.179、チーム最多の13三振でスプリングトレーニングは中断

 メジャーリーグは新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり、スプリングトレーニングも中断となった。MLB公式サイトは「開幕延期がどのようにア・リーグ東地区球団に影響するか」として記事を掲載。レイズでは今季から加入した筒香嘉智外野手の名前を挙げ、今後の適応への難しさを指摘している。

 筒香はオープン戦12試合に出場し、28打数5安打の打率.179、1本塁打、3打点。守備では三塁手、左翼手として、それぞれ4試合ずつ出場した。MLB公式は「ツツゴウは適応具合とラインナップへの存在感でレイズを満足させた」と評価しているが、今後は球場から離れて準備、米国野球に適応しなければならない。こう指摘している。

「キャンプで調整を進めていた打者なら誰にとっても難しい状況であるが、日本で10シーズン過ごした後に違う国で適応しようとしている選手にとっては特に難しいものになる」

 メジャーではまだルーキー。DeNAで通算205本塁打を放った大砲は、この“試練”をどう乗り越えるのだろうか。(Full-Count編集部)

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