きのう22日(日)までの1週間は、北日本や関東、西日本の日本海側で気温が高かった。特に22日は気温が顕著に高く、関東で今年初めて25℃以上の夏日となり、青梅(東京)では平年より14℃高い27.1℃を観測している。
きょう23日(月)は前日より気温の下がった地域が多く、東京など関東南部は、空気が冷たく感じるくらいの所もある。ただし、今後2週間は暖かい空気に覆われる日が多く、北日本を中心に、26日(木)頃と29日(日)頃の5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなりそうだ。
このため気象庁は、北海道と東北、北陸に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼び掛けている。また、急な気温上昇によるなだれ等、雪融けによる災害にも注意が必要だ。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。