させぼ五番街「よかペイ」導入スタート 親和銀行

スマートフォンの決済サービス「YOKA!Pay」。アプリでQRコードを読み込むと、すぐに支払いができる。

 親和銀行(佐世保市)は、スマートフォン決済サービス「YOKA!Pay」(よかペイ)を1日、佐世保市の大型商業施設「させぼ五番街」(一部店舗を除く)で導入する。飲食店や衣料品店など54店舗で利用可能で、利便性の向上を図り、利用者の増加を目指す。
 同行は2018年にサービスを開始し、加盟店を開拓。今年1月には同市のハウステンボス(HTB)でも運用を始めた。同様のサービスを提供している横浜銀行やゆうちょ銀行など全国9銀行の決済サービスと相互利用もできる。
 させぼ五番街は18年にスマートフォン決済を導入。ウィーチャットペイやペイペイなど5種類に対応しており、よかペイが6種類目となる。五番街の担当者は「決済方法が増えて便利になり、さらなる集客が期待できる」と話す。
 よかペイは3月30日に払込票の決済機能を追加。コンビニ払込票のバーコードや、ゆうちょ銀の払込取扱票のQRコードをアプリで読み取ることで、代金の支払いができるようになった。
 親和銀営業推進部は「キャッシュレスの環境を整え、地域経済の活性化につなげたい。させぼ五番街が目印となり、利用者が増えることを期待している」としている。

 


© 株式会社長崎新聞社