東京など訪問後は14日間の在宅勤務 五島市、職員に自粛求める

 五島市は1日、新型コロナウイルス感染防止策として、市職員の県外出張を当面取りやめ、私的な旅行についても自粛を求めると明らかにした。公私共にやむを得ない事情があれば認めるが、東京や大阪、愛知など特に感染者が多い10都道府県を訪れた職員については、帰島後14日間は在宅勤務とする。
 市総務課によると、3月31日に職員に通知。県外出張などの再開時期は現時点で決まっていない。市の東京、福岡両事務所の職員も同日から原則、在宅勤務としている。
 他にも県内の複数の自治体が、県外への出張を見合わせたり、必要最低限にとどめたりして対応。西海市は、職員や同居家族がやむを得ず県外へ旅行する際は、事前に所属長へ報告するよう求めている。

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