中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)のテクニカルスポンサーを務めるNikeは2日、主要4クラブの新ユニフォームを正式に発表した。
新型コロナウイルスの影響でリーグ開幕が延期となっているCSLだが、4月中の開幕も噂される中で、今回のリリースに踏み切った格好だ。
Shanghai SIPG 2020 Nike Home
上海上港集団 2020 Nike ホーム
基本的なデザインは昨季同様にV字型のグラフィックを採用。だが、垂直ストライプを複雑に組み合わせたそのデザインは、明らかに昨季よりも手の込んだものとなっている。画像には写っていないが、胸スポンサーは中国3大自動車会社の一つ「上海汽車集団」で継続。
Shanghai Greenland Shenhua 2020 Nike Home
上海緑地申花 2020 Nike ホーム
2019年モデルに比べ、デザインのクオリティは格段に向上した。昨季は中途半端な逆V字グラフィックだったが、今季はポロ襟を備えたスタイリッシュな一着に仕上げている。胸スポンサーは中国不動産開発大手の「緑地控股集団」で継続。
Beijing Sinobo Guoan 2020 Nike Home
北京中赫国安 2020 Nike ホーム
北京国安の新ユニフォームは、昨季のキットよりも明らかにデザインに注力している。2019年は面白みのないシンプルなグリーンだったが、今回はシャツ全体の矢印状のグラフィックと、円形のグラデーションが見る者の目を引く。胸スポンサーは中国不動産開発企業の「中赫集団」で継続。
Guangzhou Evergrande Taobao 2020 Nike Home
広州恒大淘宝 2020 Nike ホーム
今回発表となったユニフォームでは最も驚いたのは、この広州恒大だろう。エンブレムの虎にインスパイアされたデザインで、シャツ全体に虎柄のグラフィックを描く。チームカラーのレッドも今回はやや薄めの色だ。胸スポンサーは複合企業体の「恒大集団」で継続する。
イメージ写真はこのような感じに。ここでは各チーム1枚の掲載となったが、こうしたビジュアル面にも力を注いでいることをうかがわせる内容となっている。
当初は4月18日のリーグ開幕を予定していた中国スーパーリーグ。だが、選手の新型コロナウイルス感染などで状況は刻々と変化し、それも不透明なものとなっている。