新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横須賀市は4日、市内に住む30~60代の男女4人の感染が新たに判明したと発表した。いずれも軽症という。4人の中には米海軍横須賀基地に勤務する30代の日本人男性が含まれていた。
市によると、4人は同男性のほか30代の男性会社員、40代の都内スーパー店員の女性、60代無職女性。
米軍基地勤務の男性は事務職で、30日に嗅覚障害の症状が出た。4月4日に陽性が判明し入院している。
男性2人は3月23日、鎌倉保健福祉事務所管内(鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)の感染者と、横須賀市内で飲食をともにしていた。
40代女性は、複数の感染が確認されている東京・渋谷のライブハウス「ロフトヘブン」で3月20日、感染した疑いがあるという。4月2日まで都内のス-パ-に公共交通機関で出勤していた。60代女性は40代女性の母親で、同居していたという。
一方、女性看護師の感染を受けて休止していた市立市民病院の感染症病棟は、4月4日に再開した。