気象庁は9日(木)、向こう1か月(4/11~5/10)の天候の見通しを発表した。東・西日本、沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすく、向こう1か月の気温は低い見込み。特に、向こう2週間は、気温がかなり低くなる所がありそうだ。
1週目(4/11~4/17)
寒気の影響を受けやすく、全国的に低温傾向が見込まれる。沖縄・奄美は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。
低温に関する早期天候情報
関東甲信や沖縄・奄美は向こう2週間、寒気の影響を受けやすいため、気温が平年並みか平年より低くなる見込み。特に、15日(水)頃からの5日間ほどは、かなり低くなる可能性があるため、気象庁は「低温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼び掛けている。
2週目(4/18~4/24)
寒気の影響を受けやすい東・西日本、沖縄・奄美は低温傾向が続く見通し。沖縄・奄美は1週目に続き、高気圧に覆われやすく晴れの日が多くなりそうだ。
3~4週目(4/25~5/8)
全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は全国的に平年並みか、平年より高くなる見通し。天気は周期的に変わる地域が多く、北日本の太平洋側、東・西日本は平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。