道南では初の新型コロナウイルス関連倒産、(有)ムライストアーが破産開始決定

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 (有)ムライストアー(TSR企業コード:060043989、法人番号:3440002004811、松前郡松前町福山48、設立1982(昭和57)年4月、資本金500万円、村井清隆社長)は4月7日、函館地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には横川裕宣弁護士(窪田・横川法律事務所、函館市千歳町21-14、電話0138-84-8448)が選任された。
 負債総額は約7900万円。
 道南では初の新型コロナウイルスの影響による倒産となり、道内では7社目。

 食料品の小売を手掛け、長年の業歴を背景に地域住民に親しまれ、ピーク時には約1億5000万円の年間売上高を計上していた。しかし、近年は大手スーパーチェーンや宅配サービスとの競合に加え、地元住民の高齢化や過疎化の影響で年間売上高は約2000万円にとどまっていた。
 こうしたなか、2019年11月に村井社長が体調を崩して入院したことや、新型コロナウイルスの影響によって町内小中学校への給食向け食材の供給が中止となり、売上が激減。先行きの見通しが立たないことから、今回の措置となった。