新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内で10日、新たに男女56人の感染が確認された。県内の累計は400人を超えた。
横浜市は10～90代の男女18人で、うち80代と90代の女性2人が死亡。またクラスター（感染者集団）が起きているグループホームの入居者で、感染が確認され重症だった90代の男性が同日、亡くなった。
川崎市は20～90代の男女11人を確認。宮前区の90代女性と幸区の50代男性の2人が重症という。
相模原市は10～70代の男女6人。70代女性は、8日に女性事務職員の感染が発表された市医師会の入居する建物で勤務。40代男性は市内の米軍基地で働く従業員。
藤沢市は20～70代の男女3人。70代女性は8日に感染が確認され重症と診断された80代男性の妻。横須賀市の30代女性は県職員。
県所管域では、鎌倉、小田原、厚木の保健所管内で20～70代の男女17人が判明し、いずれも軽症。
