医療用マスク役立てて 長崎のラフィット 市に2000枚寄贈

田上市長(左)に医療用マスクを見せる松尾社長(左から2人目)=長崎市役所

 長崎市の人材派遣業ラフィットの松尾和博社長は10日、新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと医療用マスク2千枚を市に贈った。感染症指定医療機関で市が設置者の長崎みなとメディカルセンター(新地町)へ届けられる。
 松尾社長は、新型コロナ対策で何か貢献できないかと考え、中国でマスク製造に携わっている知人を通じ、マスクを入手したという。同日、市役所に田上富久市長を訪ねて「長崎のために使ってほしい」と語り、市長は「病院にとっても励みになると思う」と礼を述べた。


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