ハースF1、チームスタッフの一時帰休を決定。イギリス政府の支援を受けることに

 ハースF1チームは、イギリスに拠点を置く他のチームと同様に、スタッフの一時帰休を行うことを決定した。またドライバーのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンは、年俸の減額を受け入れているという。

 世界的な新型コロナウイルスの危機に直面し、F1では2020年シーズンの開幕が延期されている。4月13日の時点では、シーズン序盤の9戦が延期、あるいは中止となっている。またF1も、F1に参戦する各チームも、経済的な低迷に耐えることを余儀なくされている状況だ。

 マクラーレン、レーシングポイント、ルノー、ウイリアムズの4チームはすでに一部のスタッフを一時帰休させており、バンベリーにファクトリーを構えるハースもこれらのチームに続く形となった。

 そして上記4チームと同様に、ハースもイギリス政府からの支援を受けることになる。イギリス政府は、労働者の雇用を維持した企業に対し、給与の80%(最大月2500ポンド=約33万円)を補うことを発表。4チームのドライバーも、それぞれのチームのスタッフに適用される同じ比率での給与のカットに同意している。

 なお、同様にイギリスに拠点を置くメルセデスとレッドブルについては、まだ一時帰休などに関する計画は明らかになっていない。

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