長崎空港線バス減便 新型コロナで利用半減

 長崎自動車(長崎市、長崎バス)と県交通局(同、県営バス)は13日、新型コロナウイルス感染拡大による利用減少のため、長崎-長崎空港線(出島道路経由)について1日全90便のうち計52便を運休すると発表した。
 新型コロナを理由にした同路線の減便は初めて。3月の利用は前年同月に比べ半減した。両社とも減便期間を17~30日としているが、航空機の減便状況次第で延長を検討する。
 ココウォーク茂里町発は長崎バスが15便中7便を、県営バスが30便中16便を運休。空港発は長崎バスが16便中9便、県営バスは29便中20便を減らす。
 県営バスの浦上経由路線(50便)は対象に入れていない。
 県営バスが九州産交バス(熊本市)と共同運行している長崎-熊本線「りんどう号」は1~24日、全16便を半減している。この減便期間を5月6日まで延長する。


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