こんにちは、自称日本一意識低い政治ライターのひがし(@misuzu_higashi)です。 新型コロナウイルスに関連して毎日のように各都道府県や自治体で緊急事態宣言が出され、外出自粛が要請されていますね。
この機会に初めて在宅勤務を始めた方も多いのではないでしょうか。 情報を集めようと思ってもなんだか暗くて嫌になるニュースばっかり。在宅勤務の息抜きがしたい。そんなあなたのために、海外の政治系YouTuberを集めてみました!
香港「民主化の女神」周庭チャンネル
かわいい。シンプルにかわいい。 この女性は周庭(アグネス・チョウ)氏。現在23歳、香港の若き政治活動家です。広東語、北京語、英語、日本語が喋れるマルチリンガルのようです。
内容はフィギュアを開封して組み立てる!というYouTuberにありがちなものなのですが、そのフィギュアはデモ前線にいる女性(バリケードやヘルメット付き)という政治色バリバリのもの。
おぼつかない手でにこにこしながらフィギュアを組み立て、「デモ現場でこういうヘルメットはあまり使えないです、薄いから」とぶっこんだ一言。
後半では『漫画香港デモ激動200日』という日本の本を紹介。15歳から政治活動に精を出しているという強い女性のイメージとは真逆のかわいいふわふわとしたイメージのYoutube動画と、ところどころに現れる政治のエッセンス、そのギャップがたまりません。
チャンネル登録者数は93万人!台湾のコワモテおじさん
政治×YouTuberといえば「おじさん」。
日本にもNHKをぶっ壊すおじさんに始まり、様々な国会議員のおじさん、なぜか下アングルから持論を披露する謎のおじさんまで色んな「政治を語るおじさん」がいますよね。
ただ、この台湾のコワモテ刺青おじさんは一味違う。陳之漢(チェン・ヂーハン)氏のチャンネル登録者数は約93万人です(2020年4月13日現在)。これがどれくらいすごいことなのかというと、大人気アイドル欅坂46に匹敵するレベルです(登録者数約96万人)。
日本語や英語のテロップは無いので彼の言葉が通じるエリアのユーザーが登録者のほとんどなはずなのですが、実質欅坂46です。巷の噂では泡沫候補の当選にすら影響していた!?という彼。
なんとも若者の間では知らない人はいないというくらいの知名度だとか。特に生放送が人気だそうです。
日本でも活躍中のアイドル「イリィ」さんのチャンネルでは……
日本では「イリィ」と言う名前で活躍中のアイドル鄭家純(チェン・チアチェン)さんもYouTubeチャンネルを持っており、美しいイメージビデオやグルメロケ(彦摩呂氏とコラボしていたり)動画の発信を行っているかと思いきや、急に政治活動家との対談をぶっこんでくる。
上の動画は2016年に香港で議員に当選したものの2017年に資格を剥奪されてしまった羅冠聡氏との対談。
日本の政治家をイジり倒す面白すぎるフランス人
フランス・Tev氏は、豊田真由子氏の「このハゲーー!」発言や昔なつかしの野々村竜太郎氏の号泣を面白おかしく紹介。
タイトルには「#LOL(laugh out loud)」という言葉が付いており、無駄にかっこいい打ち込み音楽と政治家の音声をマッシュアップしていて完全にイジる気しかない。
彼も約55万人の登録者数を誇るYouTuberなのだが、フランスの皆様に日本の一部の政治家のちょっと恥ずかしい一面が広まっていると思うとムムッと来てしまう、来てしまうはずなのに……扱っている政治家が政治家、内容が内容なだけに、日本人は何も言い返せないのである。ぐぬぬ……。ちなみに続編もあり、見ていると若干胃が痛くなります。
#おうち時間 はYouTubeで世界に飛び出そう!
海外の政治を扱うYouTuberを4名紹介してみました。日本の政治家や政治系Youtuberは海外の先駆者の動画を参考にするのも面白いのではないでしょうか?
特に周庭氏のチャンネルは良い意味で「よくあるYouTuberの動画」であり、日本語も多く分かりやすい内容なのでおすすめです。 また、YouTuberにとってYouTubeの広告収入は貴重な収入源になります。
#おうち時間 をYouTubeで過ごして、楽しく経済を回していきましょう!