元整備士イチオシ! パパ・ママ友に100万円以下で“ドヤれる外車”【ダディ×マミー】

DSオートモービルズ DS3

おフランスの老舗メーカーシトロエンのラグジュアリーブランド“DS”

DSオートモービルズ DS3
DSオートモービルズ DS3

ということで、今回の「100万円以下で“ドヤれる外車”」は、オシャレな国、おフランスのシトロエンから、コンパクトなホットハッチ「DS3」をご紹介します。

というと少々誤解を招きそうなので、念のため付け加えますと、現在販売されているDS3は、シトロエンから2014年に独立したスピンオフブランドで、正式には“シトロエン”の冠は不要です。

なので、このまま話を進めてしまうと、“シトロエン”のアル・ナシでわけがわからなくなってしまいます。

なので今回は、2015年10月から日本に導入されたDSオートモービルズのDS3としてお話ししていきます(シトロエン DS3もかなり魅力的なので要チェック!)。

ドヤポイント その1:ほかのメーカーではあり得ない個性的なデザイン

DSオートモービルズ DS3
DSオートモービルズ DS3

筆者がDS3をオススメしたいポイントは、何と言っても他のメーカーには無い唯一無二の個性的なデザインです。

コロッとした愛らしいフォルムのリア回りと、メッキ加飾を上手に配し、やや精悍さのあるフロントマスク。

そのアンバランスさが妙に癖になる不思議な魅力を持ったデザインは、DS3最大の特徴でありドヤポイントです。

誰とも被りたくないママさんにおすすめ!

個性的なデザインということもあり、なかなかご近所と被ることはないでしょう。

ですがルーフとボディカラーの組み合わせも豊富で、全く同じ組み合わせの中古車を見つけるのが困難なほど。

時間をかけ、感性にビビッと来るDS3を探すのも楽しいかもしれません。

ドヤポイント その2:小排気量でもキビキビ走れる

DSオートモービルズ DS3

100万円程度で購入できるDS3は1200ccモデルが中心で、搭載される直列3気筒 DOHC ガソリン直噴ターボエンジンの最高出力は110ps。

やや非力に思えますが、1200kgを切る軽量な車体と、205Nmという自然吸気2.0リッター並みの太い最大トルクによって、街中でパワー不足を感じることはありません。

運転を楽しみたいパパさんにおすすめ!

小気味よいエンジンもさることながら、シトロエン時代から定評のあるしなやかなサスペンションは、乗り心地が良いだけでなく、乗り手の意志がしっかりと伝わる味付け。

言葉ではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、1度でもステアリングを握れば、虜になること間違いなしですよ。

ドヤポイント その3:セミオープンモデル“カブリオ”がある

DSオートモービルズ DS3 カブリオ
DSオートモービルズ DS3 カブリオ

少々予算が増えてしまいますが、150万円程度まで予算を増やせるなら、オープンエアのドライブが楽しめるセミオープンモデル“カブオリ”も狙えます。

ルーフをフルオープンにするだけでなく、サンルーフのように少しだけ開けることもでき、通常のオープンカーよりも実用的に使うことが可能です。

昔バイクにも乗っていたパパさんにおすすめ!

かく言う筆者も、若いころバイクにはまっていた時代があり、あの風を切る解放感は何とも言えない快感だったことを覚えています。しかし、バイクは夏は暑く冬寒く、雨が降ればずぶ濡れ…(当たり前)。

その点、利便性を確保したまま気軽にオープンエアを楽しめるDS3 カブリオなら、気軽に解放感を味わうことができます。

DS3を買うなら注意してほしいポイント

DSオートモービルズ DS3

「〜万円でドヤれる外車」記事をご覧になった方の多くは、「安く買えたって修理費がバカにならん!」とお思いでしょう。…ハイ。

確かにオイル交換だけで10万km故障しないことが当たり前の日本車と比べてしまうと、そのご批判はごもっとも。

とは言え、2016年以降の比較的高年式がリーズナブルな価格で狙えるDS3は、しっかり消耗品のメンテナンスをしておけば、「外車は壊れやすい」というネガティブな印象はかなり薄くなります。

もちろん、近くの正規ディーラーや、信頼できる整備工場さんを見つけておけばなお良し。

しっかりと面倒をみておけば、そんじょそこらの国産車には無い特別感を満喫することができますよ。

[筆者:増田 真吾]

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